28歳女 痔ろう闘病記

20代でまさかの経験。医療ミスなどもろもろ。

180711 やっと診断(仮)がつく

ここからはちゃんと日付を書いていこう。

 

2018/07/11

紹介状もって大きな病院に。

ホテルみたいな病院。

入った瞬間グランドピアノの自動演奏…

 

庶民の私、ビビる。

 

予約していたのもあり、速攻診察へ。

12月から男の人(医師)に尻を出し続けていたのもあり

20代にして尻を出すことに恥じらいなんぞまるでない←

 

いざ診察。

速攻で場所は特定。

ええ、がっつり穴あいてますものね。

 

肛門に指入れられるのももう慣れた。

所々痛いところはあるもまあ大丈夫。

 

んでエコーで確認(初)。

いや、ちょっとうん、なんとも言えない器具で見られる。結構長い。

 

この時点で医師曰く

ピンポン球より大きいくらいの膿の溜まったところがあるらしい。

 

が!!

 

出口?入口?がないとのこと。

 

痔瘻っていうのは

本来、一次口と二次口があるもので

所謂、入口と出口がある。

 

……のに私は見つからない。

 

とりあえず造影剤注入してみる。

 

だけど分からない。。。

 

なんなんだよ!私の尻!

 

と言いつつも分からないまま

先生の中では「診断名: 痔瘻」決定。

 

やーーっと診断名ついた…

曖昧だけど。笑

 

めちゃくちゃ入り組んでるらしく

女性でこんな風になることは

ほぼないと言われる。

 

へーい…私男だったかな。笑

 

 

あれよあれよという間に2週間後に

まずは排膿させる手術をすることに決まった。

二泊三日の計画。

 

この時は、前切ったくらいの簡単な手術だと思ってた。

軽い気持ちで「手術?あーいっすよ!」みたいな気の持ちよう←

 

 

そして次の日、まさかの悲劇が起きる。

膿瘍の悪化

5〜6月

相変わらず痛みはないけど

定期的にぶしゃーーーって水分が出るように。

 

量も半端じゃない。

 

この時は傷口から出てると思わず

肛門から出てる気がして内科受診したりした。

 

大腸カメラするももちろん異常なし。

 

 

そして、、、

悲劇が起きる。

友だちと旅行に行った帰り、飛行機から降りた瞬間キターーーーーー!!!!

 

破水(いや、破水じゃないけど。)

 

今までとは比べ物にならないくらい

大量に出てきて、両足共に伝って落ちてくるほど。

 

いっそいでトイレに駆け込むも

もちろんパンツ(下着)はアウト。

 

ワイドパンツのゆるゆるなのを履いてたのもあって

ズボンは何とかちょっとだけ濡れてる程度。

 

急いで持ってた生理用ナプキンで応急処置。

パーカーを腰に巻いて何とか事なきを得たけど

これはもう只事ではないということで

 

次の日、地元近くの総合病院へ。

(田舎故、肛門外科がない…)

 

見せた瞬間、「ああ、ここね」といわれ

ゾンデっていう柔らかい針金を突っ込まれる。

 

入れても入れてもやはり肛門に交通はないらしい…だけど5cmくらい深い穴が開いているとのこと。手術しなくてはいけないかもだけどとりあえず抗生物質で様子見て、1ヶ月経って改善しなければ違う病院に紹介状書くとのこと。

 

すっごい柔らかいビニールテープみたいなドレーンを入れてもらい、帰宅。

 

そしたら出るわ出るわ、膿やら浸出液。

 

週に二回通う。

 

私、痛みに強くというか鈍感なので

こういう処置にはまるで痛みを感じない。

 

看護師さんたち、しきりに大丈夫ですかと聞いてくれるけど、痛くないもんは痛くない。

 

 

1ヶ月経っても改善がない+今までに例がない

と言われ紹介状を書いてもらい後日

専門の病院に行くことに…

 

あー長い。診断つくまでが長い。

もうこの尻嫌すぎる。

 

5月になった

無事にゴムが取れたのはいいものの

まだ腫れてる+何か出てる…。

 

週に一度、病院に行くも様子見と言われる。

 

痛くはないし

出てるものも水みたいなものだから

とりあえず放置。

(ていうか医者に相談したけど経過観察って言われたんだった。)

時々出る水をナプキンでキャッチするくらい。

 

この頃の私、

結婚のための両家挨拶とか式場選びとかてんやわんや。

 

仕事も辞めた。

 

 

何かとわちゃわちゃなりながら

日々格闘していたところに

突然の婚約破棄。おいおいおい…

 

今となっては笑い事だけど

当時は、仕事も辞めたし、

親戚連中にはみんな報告してるし、

尻からなんか出てるし、

どうしてくれるんじゃ、おらーーー!!!

 

ってなってた。

 

でも結婚しなくてよかったと思ってる。

全て人のせいにする彼氏 is 最悪。

 

しかし!!

仕事辞めたのは正直超痛手。

 

慰謝料請求しようかと思ったけど

これもまためんどくさくてやらなかった。

 

 

うん、痔瘻エピソードからはズレたけど

プライベートも色々あったなって話。

病院に通い詰め

4月 最初の手術をして4ヶ月。

 

シートンのゴムをつけて過ごしてて

違和感もなくなった。

 

別に不自由はないんだけど

やはり温泉とかは気になる。

 

一応20代なので今まで美に気を遣ってて

下の毛の処理とかもワックス脱毛で完璧だったのに

手術の傷がある以上、全くいじれず。

毛が嫌いな私のストレスだったわー(どうでもいい)

 

最初にゴムつけてから1ヶ月後くらいに

半ば無理矢理?

医師にお願いしてゴムを取ってもらった。

(いきなり全部ではなく1ヶ月かけて1つずつゆっくり)

 

穴はあいてるけど超スッキリ!!!!!

 

ってその時は喜んだけども……

今はなんとも言えない気持ち 。笑

肛門周囲膿瘍発症

不信感を持ちながらも

それから毎週のように病院に通った。

 

2月…お尻の横が腫れてるのに気づく。

押したらちょっと痛いくらい。

 

病院で相談。

「うーん、わかんないけど膿瘍かもしれないからとりあえず抗生剤出すね。多分違うけどね。」

 

分かんないのにそんなんでいいのかい。

ついでに採血された。

 

次の受診日、血液検査の結果

CRP上昇あり。

「膿瘍なのかなー?分からんねー。とりあえず薬で様子見て。」

 

またかよ。

ネットで調べたら膿瘍は手術しないと治らないと書いてあってまたまた不信感。

 

 

もう限界だと見切りをつけて

(この判断が遅かった…)

結構有名な病院に。

 

左側のお尻のしこりが

ゴルフボール大まで腫れ上がってて床には座れない状態だった。

そこでも最初は様子見と言われたんだけど

その時の診察でグリグリ触られたせいか

次の日痛すぎて熱発。

 

「今から切ってください」と速攻電話。

 

仕事の昼休みに行って切ってもらう。

ペンローズドレーンを入れられた。

 

………この後がめっちゃくちゃ痛い。

人生でベスト3に入るくらいの痛さで歩くのもままならない。。辛

 

1週間後の受診日まで

耐えて耐えて耐えて

お願いだからどうにかしてと訴え、

ペンローズドレーンからシートンのゴムへ変更。

痛みが格段に改善されて歩けるように。。。

 

この痛みはもう二度とごめんだ!!!

 

 

と思ってたのに今度は右の尻が腫れだした…

言わずもがな手術に。うん。

 

こちらは最初からシートンで対応。

 

 

んでもって診断名は膿皮症。

肛門との交通はないと言われる。

 

そう、ここではなぜかまだ痔瘻が判明しない。

 

 

お尻に4つゴムひっさげてます。

まさか尻にピアス開けるとはね…

ここから私のお尻の悲劇が始まる。

はじめまして。

ブログタイトルとは裏腹に今月29歳になりました。女です。

 

この度、20代女子?にして複雑痔瘻になったため記録的に残すことに。

今もなお治療中で現在わたしのお尻には7箇所切開し、管(通称ドレーン)が網羅しています。。。

 

事の発端は

「皮垂(スキンタグ)」を悩んでいたこと。

 

スキンタグというのは切れ痔を繰り返したことによる所謂

皮膚のたるみみたいなものが肛門の周りにできるもの。

 

悪性ではないので取る必要はないけど

しっぽみたいでずっと気になっていた。

 

特に、結婚を間近に控えていた私としては、

まあ色んなときに気になるわけでして・・・

ある病院にいって相談した結果、切除することに。

なーんにも考えず、口コミも調べず行った病院。

 

ネットでスキンタグの手術を調べると結構簡単そうだし、15分で終わると書いてあるし大丈夫だろ的なテンション⬆︎⬆︎。

 

そして2017年12月、部分麻酔でスキンタグの手術施行。

 

...ええ、3時間かかりました。そしてまじで痛かった。

「お尻だから感染対策しなくていいんだよねー」

「あー難しいなあ」とか色々聞こえながらの手術。

 

病院に勤めていた私としては感染対策をしていないことに震えながら

まな板の上の鯉状態で手術をうけてた。

 

終わった後もふっらふら。。。

ぶっ倒れそうになりながら帰宅。

 

痛いと思いながらも切ったから仕方ないと思い、

とりあえず耐える耐える耐える。。。

 

そして2日後、糸が自然に外れる。

・・・・・・・・・え?

 

病院に行くと、まあいいかみたいなことを言われそのまま終了。

・・・・・・・・・・・え、え?

 

 

いやはや、不信感しかないよね。笑

「まあいいか」じゃないよね。

2日で外れるとかどんだけ手術下手なの??

 

そう、この時の傷が後々の痔瘻に繋がるのです。

今もなお私を苦しめているのです。