28歳女 痔ろう闘病記

20代でまさかの経験。医療ミスなどもろもろ。

180801 診察日 術後1週間

結局あれから1週間ほぼ起きれず。

 

 

というか痛すぎて仰向けも坐位もできないので

寝るしかできない…

 

毎日顔は真っ白。

 

やっと待ちに待った診察日がやってきた。

 

最大の難関は車の長時間移動。

1時間かかるの辛い。。。

 

ドレーンのところをうまく浮かして

円座持参+半ケツで行った(運転は母)。

 

 

診察までは立って待機。

 

呼ばれて診察。

「あらあらあら…大変!!座れないかあ。。」

 

寝かされる。

 

そっからの肛門に指突っ込んで内診。

 

いや死ぬほど痛い…しかも長い。。

勘弁してくれよ。。

 

ペンローズドレーン 3本抜いてもらう。

(これ抜くときも激痛)

 

起きてパンツ履いて恐怖の椅子へ。

 

………あら座れる。まだ痛いけど。

やっぱり痛みの原因はペンローズドレーン。

そういや前も超痛かったな。

 

残すはルーズシートン 4本!!

 

そこで改めて手術の説明を受ける。

 

●膿の袋が左右にあり、とりあえず大きくて硬い。ピンポン球くらい溜まってる。そんでもって深い。

●現在、7箇所穴開けて膿を出してる

●この膿の袋が縮まらないと根治手術はできない

●それまでルーズシートン 4本は入れたまま

●1年後に手術目標で考えた方がいい(まじかよ…)

●もし今手術したら術創が大きくなり、大事なとこを傷つける可能性あり。肛門が閉まらなくなり便がダダ漏れになると。(まじかよ…まじかよ…)

 

 

 

どうやら長期戦は確定。大分萎える。

 

他のブログ見てもそんな人いないし。。

ドレーンの数も、1年待つのも辛い。

 

メンタルボロボロ。

180728 術後3日目

痛み治らず。。

 

母親が心配して病院に行こうと言われる。

 

だけど通ってる病院、主治医は非常勤なので週一でしか来ない。。

 

きっと今言っても、外科医がちょちょっと見て「我慢しましょう」て言われるだけだと思ったから病院には行かず。

 

 

ひたすら耐える。

 

尻を母に見せてみる。

 

………叫ばれる。笑

 

 

血だらけ管だらけ裂けてる傷

 

そりゃ怖いよな。。

 

椅子に座れないので円座必須。

それでも痛い…

180727 退院後1日目 切開排膿後2日目

控えめに言ってめちゃくちゃ痛い…

 

 

座ることができない。

仰向けになることができない。

 

圧迫しようもんならドレーンがめりこんで激痛。

 

痛み止め飲むけど、痛み止めが効くような痛みじゃない。

 

なんかもう切り裂かれる痛み。

 

とりあえずシャワーに入ってみる。

 

大量の血の塊が取れるもののまだ出血は続いてる。

一日中、横向きで寝て過ごす。

 

死んでた。

180726 退院日!

翌朝、5時くらいに起きる。

 

痛みはそうでもない。平気。

朝も絶食でひもじい朝の時間を過ごす。

 

 

9時に医師の回診。

ぞろぞろ若い輩がやってきて私の尻を眺める。

 

めちゃくちゃ出血してて

血の塊がドレーンにくっつきまくってて

それを刮ぎとる医者よ…それは痛い…笑

 

で結局とれず、放置。

なんだよこの拷問プレイ。

 

尻丸出しのまま看護師さんに

「また後で整えにきまーす」て言われ放置。

 

放置

放置

ひたすら放置

 

 

うん、我慢ならない。

勝手に起きてパンツ履く。

 

んで待てど待てど看護師さん来ない…

 

そんな中10時に母親迎えにくる。

まだ術衣で点滴されてる状態で驚かれる。

 

回診から1時間経ってやっと看護師来る。

なんなの、この病院。わたしパンツ履いてなかったら1時間尻丸出しだったの?

 

まじで嫌い(ごめんなさい)。

 

 

んで退院の説明やらなんたらかんたら受ける。

 

最後の一言「点滴抜いていいかなあ」

 

 

え???

今から退院するんですが。

抜いてくれないと帰れないんですが。

 

 

と結構イライラピークでしたがやんわりと嫌味を述べ(やな奴) 抜いてもらった。

 

抜針も下手くそすぎて笑ったよ。

止血下手すぎてその後2週間殴られた後みたいになったよ。

 

もうこの病院医者以外ほんとやだ。笑

 

 

そんで無事に退院。

…………ですが会計するロビーでものすごく気分が悪くなる。目の前真っ白。

 

しかし、わたし医療従事者故この症状は脱水による血圧低下(丸一日半飲まず食わず)だと自己判断。

 

即座に母に水と食べ物買ってきてもらい

軽く摂取。。少し落ち着く。でも気分は最悪。

 

車で帰るのもつらくてリクライニング全て倒して下肢挙上スタイル(血圧低下時の姿勢)。

 

徐々に血圧戻ってきて(自分の橈骨動脈の触れ方で判断)、視界がクリアに。

 

 

この時ばかりは超急性期病院で働いててよかったと実感。

 

家に帰ってもぐったり…

ずっと寝てた。

 

肝心の尻は痛み止めで平穏無事。

 

ただ歩くときはヒリヒリヒリヒリ。

座るときもヒリヒリヒリヒリ。。

 

もう一度言います、私は痛みに鈍感です。笑

 

 

そのまま昼も夜も寝続けて術後翌日終了。

いや、普通に辛かった。

180725 バースデー手術

ハッピーバースデー わたし!

 

 

というめでたい日に手術しました。笑

 

昨日の夜の下剤と午前中に渡された下剤で

朝からトイレとお友だち。

 

その上、大量の生ぬるい浣腸なんぞ注入され

わたしの腸は悲鳴もの。

 

身体の中のもの全部出し切ってから

手術に向かう。

 

手術室の前で

「誕生日おめでとうございます」と言われる。

 

誕生日に尻の手術する私…なんか切ない。笑

 

 

下半身麻酔と聞いてたけどなぜか寝かされる。

なので麻酔の痛さとか何にもわかんないまま手術開始。

 

起きたら終わってた。

尻にでっかいガーゼ挟まれてて多少ごわごわするけど痛みはない。

 

足は全く動かなかったけど、5時間くらいで動くようになった。

 

母に手術内容を説明されたらしくそれを聞く。

 

「肛門の周りに7つ穴を開けた。そこをドレーンで結んだ。一次口がやっと分かった。」

 

え?7つ!?!?!?

 

ちょい待てーい。

術前説明ではそんなこと一つも言ってなかったやないかーーーーい。

わたしの痔瘻さん、あまりにも複雑だったらしい…

 

わたしの肛門には3つ太い管(ペンローズドレーン)と

4つの細いゴム(ルーズシートン)が入った。

 

手術後、そんなに痛みはない。

 

このまま翌朝まで動けないらしい…

ただただ暇。

 

尿カテ入れないでとお願いしたので

トイレ問題発生。

 

足も動くし絶対歩けるからトイレ行かせてくれと頼むも、大量出血する可能性あるらしくダメとのこと…

 

うーーーーーん…朝まで我慢できそうだけど

一応看護師さん呼んでベッド上で尿瓶でさせてもらう。

 

いやいやいやいや、人間って寝たままじゃ出ないもんだねー…

20分くらい頑張ったけど一滴も出ないというね。びっくり。

 

看護師さん呼んで相談する。

尿カテ覚悟だったけど、看護師さん超機転が利く看護師さんで内緒でトイレ歩かせてくれた…

 

まじグッジョブ。

トイレ座ったら余裕で出る。笑

 

血まみれのガーゼが見える…こわ。

 

何とかトイレ問題解決。

 

(この病院でいい人は主治医とこの看護師さんだけだったな)

 

 

そっからは意外と寝れた(相変わらず図太い)。

 

とりあえず手術無事に終わってよかった。。

180724 入院

待ちに待った入院の日

 

一部屋10,000円以上の

個室しかないセレブ病院。

 

庶民には痛い出費。

(無料の部屋ないから個室なのに部屋代とるとか萎えるわ〜)

 

病院に着いた瞬間に

芸能人のお見送りに遭遇する。さすがセレブ病院。芸能人も御用達のよう。

 

半端ないセキュリティを超え部屋に案内される。

いやーまじ立派なホテル。

タオルも毎日変えてくれるし。

DVDもネットも使い放題だし。

 

でも私はそんな機能いらないから

高い個室じゃなくて安くしてほしい(切実)。

 

おっしゃれな病院食とは思えない(バジルソースとかw)

昼、夜ごはん食べて20時以降絶食の指示。

 

マグラックス?の下剤服用。まずい…。

 

そのまま個室を満喫し、おやすみなさい。

 

翌日の手術前の緊張もなく普通に寝れた。図太い神経してるわ。笑

180712 まさかの救急搬送

先に言っときます、

痔瘻とは関係無いです。多分。

 

 

ええ、タイトルで分かるように

痔瘻診断の翌日

救急車で運ばれました。笑

 

 

明け方3時過ぎから、

お腹全体、特に胃の付近の痛みあり。

 

食べすぎ?ガス溜まり?とか思いながら

朝まで耐えるが改善なく…

 

9時になり、母に小さなクリニックに連れていってもらう。

 

その時点で右下腹部に圧痛あり。

 

採血とエコーをしてもらうが

虫垂炎とかではなく、緊急性はない。」

「腹水は溜まってるが生理的なものだろう。」

 

と言われる。

腹水溜まってるのに大丈夫か?と不信感を抱く。

 

あまりにも痛いので

痛み止めを点滴してもらう。

 

………効かない。

 

種類が違う痛み止め追加。

 

………効かない。

 

副作用と痛みで身体中震え出す。

この時点で痛すぎて、仰向けにはなれなくなった。ずっと座位姿勢。

 

震え出す身体にびっくりしつつも、医師からは経過観察の指示。

なぜかそのまま家に帰される。

 

帰宅後も腹痛腹痛腹痛。

追い打ちをかけるように嘔吐し始める。水分とったらひたすら吐く。

 

食あたり?。。。いやなんか違う。

 

限界だと思い、朝かかった病院に電話してもパッとしない。もうこれは無理だ!と見切りをつけて「他の病院に行くから、そこに朝の情報(使った薬とか)を送ってくれ!」と伝え、

田舎の中ではそこそこ大きい病院へ。

 

痛い…とりあえず痛い…

この時点で14時過ぎてる。

CT撮ったり諸々してたらバタバタ走ってくる医者。

 

「パンパンに腫れた急性虫垂炎です。手術した方がいいと思います。」

 

まじかよーーーーーーー!!!!

朝のクリニックよ、絶対違う言ったやん!!

 

しかも

「ここでは手術できませんので今から大きな病院に救急車で行きます。」

 

 

えーーーーー!!

まさかの救急車。そんなにやばいのかーい。

 

立てるので自分で救急車の担架に乗る(立てることにびっくりされる)。

 

臥位になれないので座ったまま搬送。

神輿に乗ったような気分で病院を横断し救急車へ。

 

20分経ってもっと大きな病院につき、

あれよあれよという間に緊急手術方針へ。この時点で19時。

 

緊急であり内視鏡ではできないと言われ、開腹手術になった。

 

無事に手術を終え、麻酔後の吐気とは闘ったけど何とか乗り切った…。

 

腹膜炎にならなくて本当によかった。

 

痔瘻の時も思ったが再び思う。

医者選びはかなり重要。

ダメだと思ったら速攻変える勇気を持つこと。

 

今回は事なきを得たけど

大変だったーーー。

 

元々が医療人で患者さんを起こす立場だったのもあり、離床はスムーズに行き、スピード退院。

 

ネットで開腹手術は1週間以上入院て書いてあったが4日で退院。内視鏡並みの回復力。

 

さすが私!←

 

今回怒られたこと

痛いときは痛い顔をしなさい!!

 

ええ……

痛かったけど、最後までヘラヘラしてた私。

手術直前まで歩いてた。

 

ヘラヘラしすぎて重症感がまるでないのも

診断が遅れる原因らしい。

 

いやあ、だってそんなに大袈裟なのもどうなのかなあ…と思うけど多少大袈裟にしなさいと怒られる。笑

 

今回の虫垂炎の原因が

前の日の診察で使った造影剤とかの影響だったかは定かではないが

とりあえず痔瘻手術前にこの事件が終わってよかった(良くないけど)。